Linguistica Japonesa Y Frecuencia De Palabras

Páginas: 5 (1133 palabras) Publicado: 11 de enero de 2013
日本語学習者に対する複合動詞指導
――「日本語を読むための語彙データベース」からの見出し語のリストの考察――

0.はじめに

 このレポートでは、「日本語を読むための語彙データベース」の見出し語のリストから複合動詞を抽出し、その出現頻度を明らかにすることを試みた。
 なぜ出現頻度が問題なのか。英語教育のPaulNationなどの研究によれば、5000語の重要な語彙アイテムを学ぶと日常会話の90%以上が理解できるとされている。日本語の学習についても、同じようなことが言える。私が漢字を勉強したときに漢字字典を使ったが、知らない熟語で漢字を暗記しようとするとすぐ忘れてしまった。出現頻度のことを知って、忘れやすい理由が分かった。普段使わないから、二回目に出会うまでに忘れてしまうのである。そうした経験から、新しい言語を学ぶ際に出現頻度の高いものから学ぶようにした。
 もうひとつ出現頻度に拘る理由がある。英語教育の語彙研究によれば、Purposeful Vocabulary Instructionは言語教育にとって効率の良い方法だとされている。学生のためにコンピューターの語彙ドリルを作る際に、出現頻度の近いものがグループになっていると、単語をレベル別に分けることがより簡単になる。
 さらに、英語教育の研究からもうひとつ明らかとなったのは、単語はひとつひとつ覚えるのではなく、よく出てくる連語や接尾辞などとともに覚える必要がある。複合動詞はある意味では連語と形態素の間に立つ曖昧な存在である。そのため、複合動詞の習得は非母語話者にとって困難である。 しかし、日本語母語話者は高い頻度で複合動詞を使う。では、複合動詞を効率よく学ぶには、どのような方法がありうるだろうか。
 そのために、「日本語を読むための語彙データベース」を利用することができるだろうか。一見したところ、複合動詞は見出し語のリストに含まれているように見えた。そこで、このレポートでは、関連する先行研究とともに、見出し語のリストの中の複合動詞を検討した。そして、この見出し語のリストから出現頻度の高い複合動詞を抽出することを試みた。また、このデータベースを日本語教育のなかで応用する可能性について検討した。

1.データベースの再整理

漢字の出現頻度や、同じ漢字を使った熟語の使用頻度順を確かめるために、松下(2011)「日本語を読むための語彙データベース」のデータを使って、資料を新しく整理した。まず、すべての熟語をコピーアンドペーストして、コピー先の最初の漢字を消していった。同様にして、4回に6万以上の語彙の文字を一個ずつ外していった。例えば:「非母語話者、母語話者、語話者、話者、者」。もちろん、すべての熟語が5文字から成るわけではない。ほとんどの熟語が5文字を超えなかった。それから、また、データを貼り付けた。
まず、一回、元の熟語をコラムBに貼ってから、コラムAに元の熟語をつけて、作成したデータもコラムBに入れた。中国語と日本語の同源語を探し出すためにインターネットで見つけた中国語の出現頻度のデータも一緒に貼った。それから、熟語の読みや出現頻度のデータもコピーアンドペーストをした。そして、最後に整理した。整理してみると、意外な結果がいくつか出た。
最初のうち、五十音順に並んでいるものを全部探して、消そうと思った。しかし、面白い発見があった。まず、「い」で終わる形容詞や「る」で終わる動詞が全部並んでいた。詳しく見ると、XX上げるなどの複合動詞も全部一緒に入っていた。五十音順で並んでいるデータは思ったより研究の価値があった。

2.日本語の派生と補助動詞について

日本語の語彙帳が英語の語彙帳ほど発達していないのには、いくつかの理由が考えられる。まず、日本語の語彙の問題は英語より一層複雑である。非漢字圏の学習者の場合には、語彙を覚えるのみならず、漢字も覚えなければならないという負担がある。しかし、英語の「wordfamily」にある派生と同じように、日本語にも派生が見られる。Wikipedia(2012)による派生の説明は次の様である。「特に言語学においては、ある語から別の語(意味あるいは品詞を異にする)を生じることをいう。派生語は、接辞が内容形態素に付加することで構成される。」形態素(morpheme)とは、意味を有する最小の言語単位であり、単語を構成する構成要素である。 ひとつの形態素からなる単語も多い。例として、「お嬢さま」を形態素に分けると「お」「嬢」「さま」になる。「買った」の場合は「買」と「った」に分けられる。「た」は過去形を現す形態素である。日本語では異形態(allomorph)もよく見られる。異形態の例として、「酒」という形態素が「酒屋」「居酒屋」「お酒」、つまり「さか」「ざか」「さけ」になる場合、および「た」が「学んだ」の「だ」 になる場合が挙げられる。
語の意味の中心をなす形態素は語基とよばれる。「寒さ」を例にとると、「寒」が語基である。語基のほかに付属辞もある。付属辞は自立することができない。自立できない形態素には〈助辞〉〈接辞〉〈語尾〉〈拘束語基本〉がある。
助辞「が」「らしい」や複合助辞「てたまらない」などは、日本語のひとつの特徴である。これらは、学習者にとって、習得しにくいものである。助辞をより細かく分けると形態変化を起こさない「が」「は」「よ」は〈静助辞〉もあるし、〈動助辞〉という自立性の高い、成分形成する〈動助辞〉「らしい」ものもある。日本語の助辞はモダリティ表現の一つである。
次は、接辞の話に移る。接辞には〈接頭辞〉と〈接尾辞〉がある。接頭辞の例として「非漢字圏」の「非」が挙げられる。接尾辞の例として「学習者」の「者」がある。
接尾辞は助辞と同じように、変化するものと変化しないものがある。変化しないものは〈静接尾辞〉にたいして、変化するものは〈動接尾辞〉と呼ぶ。日本語では、動詞の活用も形態論の大事な部分である。日本語の動詞はかなり活用化されている。動詞の活用も、モダリティ表現の一つである。派生の例としては補助動詞や複合動詞が挙げられる。 Wikipedia(2012)によると、日本語では、「補助動詞」(別の動詞に後続する動詞)が多く使われている。「補助動詞」が他の動詞に付加されると、それ自体の本来の意味は持たなくなる。日本語には複合動詞に二つの種類がある。「形式上」の補助動詞と「機能上」の補助動詞である。形式上の補助動詞はまた、状態や動作の態様を表すものとして「いる」「ある」「いく」「くる」「しまう」「おく」など、及び受益表現を表すものとして「みる」「みせる」など、さらに別の範疇に含まれるものを表すものとして「みる」「みせる」その他に細かく分けられる。「機能上」の補助動詞はWikipedia(2012)で次の様に説明される。
『機能的には、動詞の連用形や、形容詞・形容動詞の語幹などに直接後続する「笑いあう」「動き出す」「明るすぎる」なども補助動詞に近い。これらは一般には全体で複合動詞として扱っている(後続する部分は後項動詞という)。しかし、「押し付ける」「引き離す」「たたき起こす」など一般の複合動詞の場合と比較すると、本来の意味を必ずしも保っていない、前の動詞などとの組合せはあまり限定されない、「掃除させ始める」のように助動詞が介入する場合も多い(従って助動詞だけを独立の品詞とするのは整合性がない)、など大きな違いがあり、上記の補助動詞との共通点が多いため、広義で補助動詞ということもある。「保障しかねる」のように本来とかけ離れた意味を表すものもあり、これなどは助動詞に近い。また「動き出す」のように本来の用法と異なる(「出す」は他動詞、「動き出す」となると自動詞)場合も多い。』
例としては次の様な「形態上」の補助動詞が挙げられている。「相を表す「始める」「出す」「続ける」「終わる」「過ぎる」もの、相互の行為を表す(態)「あう」もの、位置変化・存在を表す「出す」「込む」もの、敬語の「なさる」等、可能性・容易性を表す「う(得)る」「かねる」もの、また複合形容詞・形容動詞を形成する「やすい」「にくい」「がちだ」などと同様の性格を持つものである。
 形態素の分析をする際には、派生に関する基準を措定し、これに留意しないとデータの信頼性を低下させることもある。(たとえば、「読んで」は、読む・てを二つの形態素に分けて数えるか、「読んで」を一つの形態素として数えるか)。従って、複合動詞の分析の際には、補助動詞と、独立した複合動詞とが截然と区別されていないこともあり、形態素の数え方が大変複雑であろう。
日本語に複合動詞や補助動詞が多いこと、微妙のニュアンスが含まれていることなどが、多くの学習者が習得に困難を感じる点である。3.複合動詞に関する研究...
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